ファッション誌を中心に活躍する人気ライター、
伊藤真知さんによる新連載【「おとな」の「こひな」】。
都会の空気をまといながら、
しなやかに、そして自由に――。
大人が本当に着たい“COHINA”のスタイルを
全3回にわたってご紹介します。
COHINAサイトをご覧の皆さま、
ライターの伊藤真知と申します。
身長は155cm、年齢は46歳。女性誌やwebを中心に
ファッションの記事を書く仕事をしています。
私自身も小柄なこともあり、これまで多くの企画で
小柄さんのおしゃれ悩みに向き合ってきましたが、
大人になるにつれて、体型やライフスタイルにも変化が表れ、
これまでの「似合うサイズがほしい」から
「体をよりきれいに見せたい」
「年相応の品のよさがほしい」
というように、悩みの幅が広がってきたように思います。
今回で2回目となる
新連載【「おとな」の「こひな」】では、
そんな悩み多き大人の私たちが、より自信を持って
おしゃれが楽しめるアイディアをご提案。
小柄な体を美しく見せる“プロ”、COHINAとだからできる
大人流のコーディネート術。
明日からのおしゃれのヒントになればうれしいです。
第2回は、秋冬の着こなしに欠かせない
アウターが主役の防寒スタイル。
今日からでもすぐに取り入れられる
軽めのブルゾンから、冬本番を見越した
本格派のウールコートまで、
今季のいち推しとその着こなしをご紹介。
「面積が大きく、おしゃれの印象を左右するアウター選びはどうしても慎重になるもの。毎日を共にするからこそ飽きが来ず、着こなしを選ばない無難なものを選びがちですが、“毎日を共にする”からこそ、着ていて気分が上がることも大事なポイントだと思います。今っぽい、着心地がいい、すらっと見える……最近は暖冬ということもあって短丈や薄軽のものなど、小柄さんにも着やすいアウターがぐっと増えたので、そんな“上がる”一着が見つけやすいはず。しばらくアウターを買い替えていなかった方も、今年は更新のチャンス! 私はこんな4着に注目しています」
「今季まっ先に手に取ったのが、『2wayカラーフェイクレザーブルゾン』。季節の変わり目から使いやすいレザーアウターはここ数年のトレンドであるものの、ハードすぎる気がして手を出せずにいたのですが、こちらはCOHINAらしい短丈とペプラムすそで女性らしい印象。この手のブルゾンとしてはちょっと新鮮な“衿つき”でサマ見えしやすく、 何と衿は取り外しも可能! ノーカラーとしても使える2wayで1万円台……なんて、そうそう出会えません!」
「素材は名前にもある通りのフェイクレザー。最近はフェイクレザーも質がどんどん向上していて、本革さながらに高級感を感じられるものも多いですが、何がいいってとにかく軽い! 柔らかくシャツのように気楽に使えて、でもちゃんと防寒にもなる。涼しくなったとはいえまだまだ日中は汗ばむことも多い今の時季、脱ぎ着がしやすく持ち運びに便利な“薄軽アウター”は一枚あると重宝します」
「可愛げがあって軽やかで、日常使いにぴったりですが、 それでもレザーそのものの辛さがあるので、着こなしは少しリラックスしたいところ。今日は『ウォッシャブルウールリブIラインスカート』を合わせましたが、温かみのあるニット素材がやさしい雰囲気を醸し、女性らしさもキープできて大正解でした。こちらは“細見えするニットスカート”としてCOHINAでは定番だそうですが、はいてみて納得! 肉感を拾いにくく、短丈のアウターでも腰まわりが気にならなかったので、セット買いしたい一着です」
※その他モデル私物アイテム
「次に注目したのも、秋口から使いやすい『シングルブレストテーラードジャケット』。最近はダブル仕立てのジャケットも多い中、こちらは1つボタンのシングルタイプ。大きすぎないサイズ感や細めの衿、高めのポケットなど小柄さんの体を美しく見せてくれるこだわりが満載で、やっぱりジャケットはすっきり着たい!という方にはとくにおすすめです。形はいたってシンプルですが、グレージュのような今どきのニュアンスカラーに思わず上がりました!」
「色そのものに洒落感があるので、中は着慣れたカットソーやブラウスを合わせるだけでOK! でもせっかくならもう一歩今年らしい気分で楽しみたかったので、今日はベーシックな黒タートルに『スキッパースウェットプルオーバー』を重ねて、カジュアル味をプラスしてみました」
「1つめのレザーブルゾンのような辛口なものや、このジャケットのようなきれいめなものをちょっと柔らかく、こなれて見せたいときにスウェットは効果的。さらにトレンドの“衿つき”ならきちんと見えもするので、お仕事にも取り入れやすく重宝します。ちなみに私が選んだのはアイボリー。グレージュのジャケット+黒タートルだけでもシックで素敵ですが、間に一枚明るい色が入ることで顔まわりがパッと明るく見えるので、試してみる価値は大です!」
「あまりに気に入りすぎて、ここでもボトムは先にご紹介したニットスカートを合わせてしまいましたが(笑)、タートルと同じ黒にしてIラインのワンピースを着ているようなほっそり見えを狙いました。ジャケットもスウェットもコンパクト丈なので、目線が上がってバランスアップに」
【ŚTRATA】スキッパースウェットプルオーバー ¥15,400
※その他モデル私物アイテム
「3着目はいよいよ冬を意識した、ぐっと厚手の『ウールシャギーチェックダブルブレストコート』。暖冬ということもあってか、最近ではさまざまなブランドからコートとジャケットの間のような『ジャコット』が登場していますが、 今季はCOHINAでも発見! しかもオリジナルのチェック柄がとにかく可愛く、これもまた“上がる”一着です」
「アウターで“柄”というと抵抗のある方もいるかもしれません。実は私も初めは可愛いけれど派手かなぁ……と思ったりもしたのですが、これはベージュを軸にブラウンと白でまとめた上品配色。ふわふわのシャギー素材もあって、 いい意味で柄がボンヤリ見えるので、実際に着てみると派手な印象はまったくありません。むしろデニムやシンプルなボトムに合わせるだけで華やかに見えるので、コーディネートがとても簡単! 暗い色が増える冬に向けて、着こなしのいいアクセントにもなってくれそうです」
「ややオーバーサイズのシルエットも今っぽくておしゃれに見えるポイントですが、身幅だけでなく袖にもゆとりがあるのもいいところ。とくに真冬はボリューム袖や厚手のニットも増えてくると思うので、脱ぎ着がしやすいのはうれしい限りです。今日は袖口にパールのついた『グラデーションパールスリーブニット』を着ましたが、こんな繊細なデザインでも気を遣わずに着られるのはいいですね」
COHINA DENIM ブーツカット(regular XS) ¥13,000
※その他モデル私物アイテム
「最後は、ライブやSNSなどですでに目にしている方も多いかもしれませんが、今季COHINAでもいち推しの『セミダブルバックフレアウールコート』。全6色の豊富なカラバリで登場しましたが、私が選んだのはベージュでもグレーでもなく、あえてのモカ。ほんのりとピンク味を帯びたようなブラウンが女性らしくかつ新鮮で、定番すぎるコートでは飽き足らないという方にもとてもおすすめです」
「名前にフレアとあるように、背中の高い位置からゆるやかに広がるシルエットも特徴のひとつ。日本産の上質なウール地をたっぷりと使い、それでいて驚くほど軽いので、 動いたときもとても優雅でドラマチックです。ふだんはあまり意識しないバックスタイルや横顔も華やかで、まさに360度どこから見ても“絵になる”一着と言えるほど!」
「そしてこのコート、衿のタブを留めればスタンドカラーにもなるので、寒い日は衿を立てて防寒対策にも。実はこの撮影時、コートを開けて着たときはベルトの先はポケットにしまっていましたが、閉じて撮影しようとした際に、 ディレクターのAyakoさんがささっと前でベルトを結び直してくれたんです! たしかに衿を立て、前を閉じて着るときは、ベルトもきっちり前で留めるほうがクラシックで 可愛くなるなぁ……とこのひと手間を早速メモ。そんなベルトはもちろん、ボタンもポケットも高く設計されているので、閉じて着てもスタイルアップ効果は抜群です」
「くすみ色というのはおしゃれ見えする反面、大人だと難しいこともあるので、中に選んだのはボーダーニット。2つめにご紹介したグレージャケット+白スウェットと同じ法則ですが、白のボーダーなら明るくメリハリが出るので、 こういったくすみ色をちょっと華やかに着たいときにとても便利です。すぐにでも着たいウールコートですが、日中はまだちょっと暑いくらい……の今。コートの中も可愛くしておいて、“脱いでも素敵に!”が私の理想です」
COHINA DENIM ブーツカット(regular XS) ¥13,000
※その他モデル私物アイテム
大学卒業後、出版社に勤務。その後フリーのファッションエディター&ライターとして、女性誌などを中心に活躍。身長155cmという小柄な体型を生かしたバランスアップ術には定評があり、コラボアイテムなども数多く制作。
Staff
Model, Styling & Text : Machi Ito
Photography : Yuki Endo
Hair & Make-up : Kokoro Yusa
Art Direction:Machi Ito
Art Direction Assistant:Tamayo Yamada, Ayako Tanaka
Web Design: Tamayo Yamada, Nana Yamada